小学校の同級生との偶然の出会い、そして別れ・・・

彼との出会いは小学生の時でした。同じ中学校に進学してからも、クラスが一緒になったり離れたりで時々話す程度のお友達でした。
彼は社交的な性格で分類するならば人気者のグループの一人だったので、その時は特別仲が良いというわけではありませんでした。
そのまま中学校を卒業し連絡をとることもなくなり、お互いの事を忘れていたような頃の出来事です。
大学生となった私は電車通学をしていました。
そんなある日、通学途中に声をかけられて振り返ると彼がいました。
最後に会ってから何年も経っていたのに私の存在に気づいてくれた事にとても驚きました。
そして連絡先を交換し、頻繁に連絡をとるようになりました。
本当に何気ない他愛もないような会話をしていて楽しかったことを覚えています。
改めて振り返り気づいたことですが、彼は私に好意があることを言葉で伝えてくれていました。
しかし当時の私はその想いに気づくことができませんでした。
というのも、私には彼ではない大切な男性がいたのです。
当時はその人の存在が大きく、毎日のように連絡をとっていた彼のことは友達と捉えていたのでどんなに綺麗な言葉を送ってくれても「最近の子はこういうこと言うんだな~」と他人事のように思っていました。
そんな日々が続き、彼との関係はもちろん進展することなく徐々に連絡も少なくなっていきました。
月日が経ち連絡も取らなくなった頃に、ふと彼の事を思い出し当時を振り返ると、学生時代に人気者グループだった彼が私に好意をもってくれていたのにその気持ちを踏みにじってしまっていたのではないかという気持ちになり、申し訳なく思いました。
彼以外に大切な男性がいることを伝えずに曖昧な対応をしてしまったことが”友達”という関係さえなくしてしまった原因だと思います。
人間関係というのは簡単なものではありません。しかし人脈というのは生きていく上で大きな役割をもちます。
それが友達であれ、恋人であれ、家族であれ、人生を豊かにしてくれるものということは変わりません。
私は自身の行いでそれを一つ失いました。いや、そこからさらに様々な人との出会いがあったとすれば数多くの出会いを失ったといっても過言ではありません。
そんな失態を犯したことで人間関係の大切さに私は気づくことができました。
相手からの好意、それが恋愛感情であっても友情であっても、その想いに真摯に向き合い自分の想いを素直に伝えることが必要だと学びました。